上位に戻る Windows10へのアップグレード 初版2019/06/29

いよいよ、Windows7のサポート収束が直近になりました。2020/01/14 に迫っています。貧乏人には、一度に買い替えが、出来ない場合もあり、
巷では、Windows7からの無料アップグレードがまだ可能と言われています
(公式には、無償アップグレードは、終了していますので、どういうことでしょうかね?) 取りあえず試してみることに
ただ、Intelのホームページで、CPUのWindows10対応状況を見ると、ほぼ、64bit版のWindows10しか対応していません。
じゃあ、Windows7 32bit版をそのまま環境を引き継いでのアップグレードが出来ないことに。で、色々試してみました。

  1. Intel CPUの対応状況について
    なにせ、ハードが古いので、基本となるCPUが対応していなければ、動作しません。

    https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000006105/processors.htm

    インテルR プロセッサーのプラットフォーム 開発コード名 WindowsR 10 32 ビット版ドライバーの対応状況 Windows 10 64 ビット版ドライバーの対応状況
    第 9 世代インテルR Core プロセッサー Coffee Lake いいえ はい
    第 8 世代インテルR Core プロセッサー Coffee Lake いいえ はい
    第 8 世代インテルR Core プロセッサー Kaby Lake R いいえ はい

    第 7 世代インテルR Core プロセッサー
    インテルR PentiumR プロセッサーインテルR CeleronR プロセッサーインテルR XeonR プロセッサー E3 v6

    Kaby Lake いいえ はい

    第 6 世代インテルR Core プロセッサー
    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    インテルR XeonR プロセッサー E3 v5
    インテルR XeonR スケーラブル・プロセッサー

    Skylake いいえ はい

    第 5 世代インテルR Core プロセッサー
    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    インテルR XeonR プロセッサー E5 v4 ファミリー (ワークステーションのみ)

    Broadwell いいえ はい
    第 4 世代インテルR Core
     インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    インテルR XeonR プロセッサー E5 v3 ファミリー (ワークステーションのみ)
    Haswell いいえ はい

    第 3 世代インテルR Core プロセッサー
    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー

    Ivy Bridge いいえ はい1

    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    Intel AtomR プロセッサー

    Apollo Group がどのように 22Lake いいえ はい
    Intel AtomR プロセッサー Cherry Trail はい はい

    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    Intel AtomR プロセッサー

    Bay Trail はい2 はい

    インテルR PentiumR プロセッサー
    インテルR CeleronR プロセッサー
    Intel AtomR プロセッサー

    Braswell はい はい


    ほぼ、32bit版のドライバーは提供されていない



  2. Windows7 32bit版からのアップグレードインストール

    アップグレードするには、以下の方法があります。
    @Microsoftのホームページから、オンラインでアップグレードする。
    AMicrosoftのホームページから、Windows10のインストーラをダウンロードして インストールメディアを作成し、インストール
     メディアを使って、アップグレード又は、クリーンインストールを行う。
    https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10%E3%80%80
    上のページから




    ツールを今すぐダウンロードを選びます

    MediaCreationToolを実行します

    お勧めは、クリーンインストールしたいので、USBフラッシュドライブを指定して、32bit/64bit 両方を選ぶのがいいかと思います。
    8GByte以上のUSBメモリを準備してから、実行してください。

    光学ドライブは、難易度が高いです。
    @PCが古いので、光学ドライブが不安定な場合がある。(インストール途中で止まるなど)
    AUSB経由の光学ドライブからブートしようとした場合に、光学ドライブが、UFEI又は、BIOSから認識されない場合がある
    B32bit/64bit版は、4Gを超える為、片面2層のDVDが必要(電気専門店に行かないと売ってません)


    で、Windows7 32bitマシンから そのままアップグレードを実行しました
    インストール途中で、動作できないドライバー等は、アンインストールを求められてきますので、要求に従って、アンインストールを
    行いました(インストール後、デバイスを確認しましたが、全て正常に動作していましたので、別のドライバーが適用されたと
    思われます)



    で、ライセンス認証も問題なく、動作しました なぜ?
    気になる、CPUのデバイスを見てみます




    ドライバーは、Microsoftが提供しているものですので、パフォーマンスが出ないと思われます

    デバイスは、全て正常でした。(O/S内に同梱されているドライバーでokでした)






  3. Windows7 Pro OEMライセンスのメーカ製のノートPCにWindows10 Pro 64bit版をクリーンインストールしてライセンス認証させる





    上記のように Windopws7のキーがあるPCに、クリーンインストールする。

    上記で作った、USBを指して、電源を投入し、起動(boot)メニューを表示させる
    起動メニューの出し方は、各メーカで異なりますので、メーカのHPで確認願います。

    基本は、電源投入して、メーカロゴが出ている間に、ファンクションキーなどを連打することで、表示されます


    boot用のUSBデバイスが表示されない場合や、選択しても起動しない場合は、UFEI又は、BIOSのbootの設定を確認してください
    (USB BOOTが無効になってるなど)

    インストール途中のライセンス認証は、プロダクトキーがありませんを選択し、続行します




    初期設定が終わったら、デバイスが、正常なこと、インターネットに接続できるなどを確認します。


    上記のようにまだ認証されていません

    ライセンス認証を行います

    設定 → 更新とセユリティ → ライセンス認証 → プロダクトキーの変更を選んで、プロダクトキーを入力します
    一度認証してしまえば、次の再インストール時は、自動認証されるため、入力の必要がありません。





    入力すると、認証されました。クリーンインストールまで、認証されるとは?!!





    で、CPUデバイスを見てみると、今度は、Intel製のドライバーが適用されています













  4. Windows8 Proのライセンスを有するOEM製ノートPCにクリーンインストールする






    上記のようなWindows8 PCの場合は、手順は、3項とまったく同じですが、ライセンスは、自動的に認証されました。





  5. 結論
    Windows7のライセンスキーでクリーンインストールできましたが、ライセンス上は? ですね 新しく買い換えるか、Win8をダウングレード利用している場合は
    Win8.1にアップグレードしてしのぐのがいいかと思います





    以上間違い等ありましたら、以下ご意見箱にお願いします


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