先日、1台PCをマザーボード、CPU、メモリを取り替えてアップグレードしました。今使っているサーバ用途のPCもディスク容量が40GBで不足して来ましたので余った部品を流用してサーバ機に仕立てることにしました。
最近のCPUは、電力バカ食いで、P4に至っては、300Wとか、400W級で、巨大なヒートシンクで冷やさないといけません。「なんじゃこりゃ、電熱器かいな!!」状態です。貧乏人の小生にとっては、モバイル用のPentum Mは、まだまだ高値の華、今ある部品で極力、金をかけずに、省電力PCを作ってみることにしました。

1.流用する部品の内容

2.お買い物

3.組み立てる

4.その後の運用





  1. 流用する部品の内容

    マザーボード :A OpenのAX3SP PRO
    CPU : PentumV 600E (オーバクロック800Mで使ってました。)
    メモリ : PC133 256M + 128M

    CPUは、カッパコアのもので、オーバクロックで動作させていましたが、発熱量が少なかったので、今度は、クロックを落として動作させてみることにします。

  2. お買い物
    大阪日本橋をウロウロ、
    ディスク WDC の120G 7200回転 7790円 160Gのものが8800円でしたが、たしか 120G以上は、レジストリを修正したような記憶があったので無難に120Gを選択しました。
    ビデオカード S3のSavege4(VGA) VRAM16MB 1380円 
    電源 Seventeam 250W 1280円 新品で箱入りなのに、なぜかジャンク品と書いてありました。かなり怪しい 店の人に聞くと動くらしい、単に入荷が安く手に入ったとのこと じゃあなぜジャンクと書いてあるんだよん まあ取りあえず動けばいいかっと購入
    CPUのファンは、最近のものは、発熱量が大きいので、でかいヒートシンクがついています。もしかしたら自然空冷でいけるかもしれません。シロッコタイプで、回転数制御つきで、980円のものを購入しました。
    キーボード ソフトバンク 350円 なんじゃこりゃ激安
    CD-ROMとフロッピーは、インストの時しか使いませんから既設機器を一時的に流用することにします。
    ケースは、自然空冷も考慮して 無し という方向で・・・・・・。(電磁波漏れ漏れだぜ まあいいか)
    合計 11,780円 の購入費用がかかりました。まあほとんどディスク代ですね


  3. 組み立てる
    さて、O/S何にしようかと Windows2000か、XPかRedHatあたりですが、CDブートできるので、まあ一番使いなれてるXPをインストールすることにしました。
    CD-ROMをくっつけて,、いざインストール。開始すると、「パーティション情報の更新に失敗しました。インストールを続行できません。」だって あれれ なんじゃこりゃ? 120Gのディスク容量がでか過ぎて扱えないのかなあ インターネットで調べると137G以上がNGとなっていましたので、おかしいな?XPのSP1のブートディスクを作ってみるか。マザーそれほど古くないのですが、念のためBIOSをバージョンアップして見ることにしました。A-Openから落として来て入れ替えてインストール 良かった 今度はすんなりインストールできました。



    では、気になる消費電力を落とす工夫をして見ます。

    1.CPUの周波数を下げて、消費電力を削減する 800M→400M
    2.CPUファンをやめる
    3.電源FANをやめる


    消費電力を測れないといけません。ん〜どうしようか?手持ちのテスターでは交流電流は測定できません。分流器を作って交流電圧で測定するか。手持ちの部品を見ると、1Ω 1/2wの抵抗がありましたのでこれを使うことのしました。1/2Wでは0.7Aですから、すこし容量が不足しますので、1Ω2本を並列に接続し、0.5Ωにて使うことにします。
    テスターで計ろうと思ったら、デジタルテスターが壊れているじゃないですか!!
    アナログテスターで計ると、電圧が小さ過ぎて針が振れてくれまへん
    27年前に買ったオシロスコープがまだ持っていたのを思い出しておそるおそる電源を入れて見ることに。
    さすがに、スイッチの接触不良でおかしいですが、ガチャガチャ触っているうちに正常になりました。試しに40Wのハンダごてを測定してみると P-Pが0.28Vなので実効電圧に直して1.41で割って計算すると
    おお〜 40Wだあ
    てんで、実際に測定してみると、なんじゃ!この波形は?
    ああそうだ スイッチグレギュレータなのでスイッチングで負荷を制御しているので、実効電力に直すのに面積計算しなくちゃならんああめんどくさい!
    嫁はんが、コーナンに座椅子を買いにいくとのことなので一緒に行ってテスター買いました。3400円の出費になりました。トホホ
    よめはんが、子供のゲーム買うことにくらべたら全然やすいやんずっと使えるし・・・・・たしかに


    それでは、実際測定してみました。

    1.CPUを800MHZで起動した場合
      最大で0.26V→0.26÷0.5Ω=0.52A → 0.52×100v=52w
      アイドル状態で、0.173V → 34w

    2.CPUを400MHZで起動した場合
      最大 0.195 → 39w
      アイドル 0.16 → 32w

    アイドル状態ではほとんど変わらないことが判ります。
    次にファンを取っ払って検証してみます。

    3.CPUファンを取っ払う
     消費電力的には、さほど変わりません。購入したファンは、12Vで、0.06Aから0.45Aまで、変化できます。最小風量で動作させると0.72Wですので消費電力的にはあまり減りません。やはり音がうるさいので気になるところです。室内が、10℃の時最小ファンで動作させていると16℃ ファンを取っ払うと20℃まで上昇しました。室内20℃で、CPU 100%負荷を1時間続けたところ、CPUの温度が40℃に上昇しました。夏場での高負荷状態が気になるところですが、まあ無くても大丈夫そうです。

    4.電源ファンを取っ払う
     電源の封印シールを破って空けると、なんじゃこりゃ、ヒートシンクにケーブルがべたべたくっついとる。おまけに100V系のケーブルまでがくっついとるがな さすが激安製品 引っ付かないように配線ルートを変えました。CPU 100%負荷で連続運転を続けると、もともとのヒートシンクだけでは温度が上昇してきます。ヒートシンクを追加するにも構造的に難しいし、大きなヒートシンクにレギュレーションのトランジスタを付け替えるのもめんどくさいです。ファンの消費電力は、たいしたことがないので、ファンを取り付けて、CPUファンについていた回転数制御部を使って回転数を落とすことにしました。回転数を落とすとファンの音は、まったく気にならなくなりました。又、温度上昇もまったく問題ないようです。


    動作実験中
    リセットスイッチと電源投入スイッチだけは必要なので
    付けています
    一応出来上がったところです
    まったく外部シールドありませんので
    きっと電磁波もれもれでしょうなあ〜
    収まったところ





  4. その後の運用
    HTTPサーバに AN HTTP Deamon
    FTPサーバに WAR FTP DAMONをインストールしました。なんかこのFTPやたら高機能みたいですが、設定がヤヤコシイ!!
    バッチファイルで再起動コマンドを作って、タスクマネージャで1週間に1回再起動するように設定しました

  5. ところが、問題発生
    夏場に近づいてきたところ、グラフィックボードがやたら発熱しています。手で触れるとめちゃ熱いです。60℃はありそうです。
    ん〜どう見ても夏はこのままでは越えられそうにありません。昔使っていたPCIのグラボに差し替えてみましたが、こいつが動きません。しかたがないので、日本橋に買いに行きました。
    ATI RAGE Mobirity (VRAM 8M) 1040円 モバイル用のチップなので、こいつなら大丈夫そうです。
    消費電力もアイドル状態で、28Wに下がりました。