先日、撤去された、老朽パソコン 富士通FMV-5166L(省スペースパソコン)をもらったので、サーバにすることにしました。現在、Webサーバとして、これもジャンクとして買ったFMV5100NU/Yを使用していましたが、ディスク容量(元は、600Mbyte)が8Gbyteなのと、やたら遅いので、更新することにしました。幸い、この5166Lは、マザーがノートブック用で、ディスクと、CPUがデスクトップ用なだけで、通常のデスクトップよりも省電力です。最近、P100クラスのマシンは、数千円だせば、中古屋や、オークションで購入することができますので、お遊びには、ちょうどいいかなと思います。

1.取得品の内容

2.お買い物

3.デスク8Gの壁を超える

4.インストール





  1. 取得品の内容
    本体 :富士通 FMV5166L (CPU P166 MMX ディスク 2.6G メモリ 32M O/S Win95)
    周辺 :純正キーボード
    LCD :シャープ CE-LS15M DSTN の15'
    さすがに不用品だけあって、このままでは、動きそうにありません。本体のACアダプタがありません。LCDもアダプタがありません。ん〜こいつは、金がかかりそうです。しかも本体のアダプタのコネクタ形状がへんてこな型をしており、どうみてもその辺で、売ってそうなしろものではありません 。
    取り敢えず、金をかける前に、動作確認をしたほうがいいので、実験用の安定化電源で、本体のプリント板に直接ハンダ付けで、電圧を印加。動作OK,しかし、16Vで3A以上電流が流れる。こりゃACアダプタが高くつきそう・・・・・。LCDも動作確認しようとしましたが、ディスプレイケーブルがないじゃんか・・・・。その上これまた、電源コネクタが3.5Φの太物、直付けで、電圧印加、設定用メニュー画面が表示できましたので、動作OKのようです。

  2. お買い物
    大阪日本橋をウロウロ、中古屋をのぞくと、中古アダプタが3000円もしよる、しかもごていねいに、動作保証しませんだって、こりゃいかん。取り敢えず中古屋で、ノート用増設メモリ(PC66用32M SDRAM) 1280円でゲット、しかしなんちゅう高いんじゃ。
    共立電子を覗くと、新品の16V 3.8Aのアダプタが、2980円 これを購入、しかし、LCD用の12V 3Aのアダプタが適当なのが見当たりません。高性能アダプタがなんと5000円もしよる。しかたないので、スイッチングレギュレータ 12V 4.3 A物を 2230円で購入しました。あと、VGAケーブルを700円、マウス 80円で購入しました。結局、7270円の出費となりました。ほへ〜これって、YAHOOのオークションでまともな中古を買ったほうがましやったりして・・・・・・・・。


  3. ディスク8Gの壁を超える
    さて、これからが、本番です。この時代のPCは、BIOSが8Gまでしか対応していませんので、サーバにするには、大容量のディスクが使えなくてはなりません。BIOSをアップデートするか、ディスクメーカが提供している、ダマシソフトを使って使用可能にするかです。富士通のホームページを調べましたが、この機種のBIOSのアップデートデータは、ありませんでした。しかたがないので、ディスクメーカのホームページを調べに行ったところ、以前は、どのメーカにもあったDisk Managerソフトが削除されているではあ〜りませんか。(全てではありませんが・・・) ゲロゲロ Maxtor、Quantum IBM日立、Segate、WesternDigital どこもにも無いではないか。開発元のOntrack に行くと、有償で配布されていました。どこかに、バックアップを置いているサイトはないかと、アメリカあたりを探したところ、IBM用と、WesternDigital用を見つけました。今手元にあるディスクは、Segateの40Gを使うつもりなので、これでは、使えません。SegateのHPを散々探し回ったところ、見つっけました。Disk Managerではありませんが、DiscWizard 2000ちゅうもので、このなかに同じソフトが同封されていました。本ソフトは、どれも同じですが、開発元のOntrackの物以外は、そのメーカのディスクしか使えません。
    以下にソフトを置きます。以下のソフトに関していえば、どこにもサポートは、受けられませんので、自己責任で使用して下さい。
    また、インストールするソフトですが、もともと、WIN95で、動作していましたので、その後のWiin98をインストールすることにします。Win98であれば、よほどのことが無い限り、95で、使われていた、ドライバーは、98のO/Sの中に内封されていますので、ドライバーを探し回る手間がかかりません。無い場合やメーカにも無い場合は、http://www.driverguide.com/ とかディスプレイであればhttp://www.video-drivers.com/あたりに行けば、大抵見つかります。

    使用方法は、フォーマットされた、フロッピーを1枚準備します。ファイルを実行すると、フロッピーに変更ツールが作られます。DiscWizard 2000の場合は、メンテナンスを選んで、Crieite DiskManagerを選択して、フロッピーを作ります。
    上記ソフトを実行する前ににインストールするO/Sのブートフロッピーを準備します。ブートフロッピーにディスクが読めるようにパッチを当てる必要がある為です。作られた、Disk Managerフロッピーを入れて、電源を投入します。
    具体的な使用方法は、以下のマニュアルを参照して下さい。


  4. インストール
    以上で普通にWin98をインストールしたところ、全てのデバイスが認識され、ドライバを探すことなく、okとなりました。
    後は、WebサーバにAN HTTP Deamon  FTPサーバに FTP Serv-U(動作が軽いです)をインストール。CGI用にActiveParlをインストール、また、ダイナミックDNS用に 自動更新ソフト DiCE DynamicDNS Clientを また、Win98なので、常時起動していますとメモリーリークが考えられますので、自動再起動プログラム AutoLogOfferを組み込み、1日1回強制自動再起動するようにしました。
    これで、ファイルサーバ、Webサーバ、ftpサーバ 容量も40Gbyteになりました



    FMV5166Lの本体
    DSTNの液晶
    いやー見にくいです
    目が疲れます
    ま〜サーバなので、
    ほとんど見ることない
    のでいいか
    80円で購入したマウス
    値段のわりにいい感じ
    です。
    LCD用のスイッチング
    レギュレータです
    前に使っていた
    Webサーバ
    ftpサーバ
    FMV5100NU/Y
    しょえ〜なぜかビールの
    缶が写ってるがな
    4年くらい前に買った
    ボロノート